2008年07月03日

リチャード・ランス (プロ野球助っ人外人)

リアルタイプ蛇口
ども。蛇口です。
毎日忙しい! 大変です。
でも、幸せなことですね…実感。


さて、今日のレビューは…

「プロ野球助っ人外人シリーズ」と題しまして、私のフェイバリット助っ人外人を紹介します!
一回こっきりでこのシリーズは終わるかもしれませんが(笑)

ぜひ、バーババッババラババーバーバー♪と口ずさみながらお読み下さい。



ランス2
プロ野球助っ人外人シリーズ (1)

リチャード・ランス (背番号45)

広島東洋カープ 1987〜1988年在籍

獲得タイトル 本塁打王(39本) 1987年


若い人はご存知ないでしょう。
広島東洋カープにたった2年間だけ在籍した助っ人外人です。
ミスター赤ヘル山本浩二が引退した翌年、浩二の穴を埋める長打力の持ち主として、周囲の期待を集めて広島にやってきたのがこのリチャード・ランス

私の手元にある、中国新聞社発行の「プロ野球ハンドブック’87カープガイド」には、こう記されています。

「一発長打が魅力。3A時代10年間の長打率も4割を超える。プルヒッターでポスト浩二の穴うめとして期待されている。」

私も期待してました(笑)


ランスはシーズンが始まると、「俺の仕事は長打を打つこと!」ととにかくブンブン振り回すバッティングを披露。

「俺にはヒットは必要ない、とにかくホームランがでりゃええんじゃ〜」と思ったのか知りませんが、打率は2割ちょっとで三振しまくり、ただしバットにボールが当たればホームランというとんでもない扇風機ぶりを発揮(笑)

期待されたホームランは、入団した年に39本を放ち、あのバースを抑えてホームランキングに輝きました。
しかしながら規定打席に到達した選手の中で最低の.218という打率に加え、最多の114三振を喫するという安定感のなさぶりでした。


さて、ここまで書くと「なんだよ、全然ダメ助っ人じゃん。なんでこんなのがフェイバリットなんだよ」とお思いでしょう。

ランスが蛇口にとってなぜ、フェイバリット助っ人なのか?

それは…

ランスは打率も低く三振が多いです。つまり打席での期待値が少ない。見てる方も「どうせダメだろう」って思ってるんです。
蛇口も同じでした。
しかしランスは突然爆発するのです。しかも非常にいい場面で。

その当時のカープは貧打でした。
今と違って投手力はすごかったです。
北別府・大野・川口・長富・金石・川端・白武・小林誠二・清川・津田…投手王国でした。
対照的に打線は4番に小早川、衣笠・長内・山崎・長嶋・正田・高橋慶彦など…小粒でした。衣笠は極度のスランプでしたし。

つまり、点が取れないけど、投手は抑えてるという緊迫感のある試合が多かったのです。

そんな中、どうせ三振だろうなんて思ってるランスがたまにドカーンと噴火するんですよ。

特にランスは巨人戦で強く、1点を取り合うシーソーゲームの中、いい場面でホームランをかっ飛ばすと、大変なカタルシスでしたね。

ランスの突然の爆発は、「ランスにゴン!」と言われ当時流行ってました。


当時の広島vs巨人戦で、ランスの活躍が非常に記憶に残ってる試合があります。
巨人は桑田、広島は誰が先発か忘れましたが、投手戦となり同点のまま延長に入りました。
桑田の投球数160球を過ぎた頃に、ランスが打席に立ちました。
あっという間に追い込まれて2ストライク。そのときにアナウンサーと解説の張本勲氏(ご意見番スポーツの喝!で有名なあの人です)との間に以下のやり取りがありました。

アナ「張本さん、さぁランス追い込まれましたけど、どうでしょう。」
張本「いやぁ、97%三振でしょう。」
アナ「残りの3%は?」

張本「凡打でしょう(笑)」

蛇口はラジオを聴いてたんですが、くそー張本巨人びいき丸出しにしやがって!なんて思ったものです。
そうすると…

アナ「さぁ桑田、振りかぶって第170球目を投げ…」

アナ「打ったぁぁぁぁぁあああ!!!! 大きい! 大きい! これは入った!入った! ランス、ホームラーーーーン!!!

鳥肌が立ちました。

この頃から蛇口はランスのこの豪快さと脆さを併せ持つギャップに魅せられてしまいました。

ランスこそ、野球漫画「ドカベン」に登場する人気キャラクター「岩鬼正美」を実在化したような選手だと思ってましたね。


ランスは本塁打王を取った翌年の1988年、その扇風機ぶりを批判されたを気にしたのか、指導があったのか、センターより左方向に流し打ちをし始め、一時期.287くらいまで打率が上がったことがありました。
しかし、結局元の打ち方に戻り、今度は極度の打撃不振に陥りシーズン終了を前にカープを去ることになってしまいました。


最近、ネットでこんなニュースが出てました。

「読売・高橋由伸外野手が“ランス化”危機・・・本塁打王争いも打率.219の低空飛行」

ランスの名前をひさびさに目にしましたね。


リチャード・ランスは、決して優良外人ではありませんでした。
タイトルは取ったものの、褒められた成績ではなかった。
でも、蛇口の中では未だに No.1助っ人外人です。
最高にドキドキさせてくれる選手でした。

今でも米国で元気にしてるのかなぁとちょっと気になります。


「プロ野球助っ人外人シリーズ」
気が向いたら次もやります!(笑)



広島ブログ
jagchi244 at 00:10コメント(2)スポーツ  |   野球  この記事をクリップ!

コメント一覧

1. Posted by 桃地    2008年07月09日 07:44
プロ野球助っ人外人シリーズ、ぜひやってください!
楽しみにしてます。笑
2. Posted by 蛇口    2008年07月13日 22:19
プロ野球の助っ人外人で、ほんと短い期間しかいないのに、強烈に印象に残ってることあるよねぇ。
またやります! 乞うご期待。

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