マンガ

2008年05月16日

覇-LORD- (マンガ / 2004年〜)

momochi200805_1ども、三国志ファンの桃地です。

久々にマンガのご紹介。
三国志こそ男のロマンです。



覇 -LORD-



原作:武論尊
作画:池上遼一

ビッグコミックスペリオール


『覇-LORD-』は、ビッグコミックスペリオールで連載中の三国志を題材としたマンガです。
三国志といえば、中国の後漢末期の頃から始まった群雄割拠の時代を駆け抜けた武将たちの男のロマンを描いたお話。
三国志のマンガといえば横山光輝の『三国志』が有名ですが、その他の三国志を題材にしたいろんなマンガを読んでみても桃地はピンときませんでした。

しかし『覇-LORD-』は桃地ヒット!!
こいつはおもしろいですよ〜。
原作は『北斗の拳』で有名な武論尊。
あの世界観で三国志が楽しめますよ〜。
現在単行本が11巻まで出ています。

『覇-LORD-』の特徴は、これまでとは違った斬新なキャラ設定にあります。
主人公は燎宇(りょうう)という日本人です。
ストーリーはその燎宇が男のロマンを求めて中国に渡るところから始まります。

中国に辿り着いた燎宇は劉備、関羽、張飛と出会います。
劉備といえば魅力のパラメータが90を超えるぐらいものすごい人望があるキャラクターのはずなんですが、このマンガの劉備は残虐非道。
関羽、張飛は仕方なく従っている感じです。

旅の途中、劉備は新しくできた剣の試し切りのために罪人を斬ろうとします。
しかし燎宇はそれを阻止し、なんと劉備の首を刎ねてしまいます!
ええ〜〜!?(マスオさん)って感じになりました、初めて読んだときは。
なりますよね?三国志ファンなら誰でも。
劉備といえばその後蜀の皇帝になる人。
そんな人をいきなり殺すか!?なんだこのマンガは。。

もちろん関羽と張飛は憤慨するんですけど、燎宇の発言や行動に2人は幾度となく心を打たれ、ついには燎宇を劉備に仕立て上げることになります。
そして劉備となった燎宇と3人で桃園の誓い。
ほっほー、そういうことですか。

こんな感じでいきなりドギモを抜かれます。
でもこの説明だけ見ると、ちょっと大味な印象もありますね?
ところがですねー、このマンガは純粋にワクワクするんですよー。
その要因はシリアスな絵にあります!

池上遼一のマンガを読んだのは始めてかもしれません。
でも一度読み始めると、不思議とものすごい信頼感があります。
とにかくシリアスなタッチで、上記のような斬新なストーリー展開でも変な方向にならないような期待をさせるとゆーか。
三国志のストーリーはすごく長いので、序盤から変なことをすると今後どうなるんだろう?っていう不安が出るんですよ。
でもこのマンガの場合そんな不安がわかないのは、思い切ったことをしてもそれを堂々とシリアスに描ききってるところでしょうか。
今のところ読んでてもおかしいと感じるところはないし、むしろワクワク感の方があります。
そういう意味では三国志を知ってる人でも全然楽しめますね。

もっと読み進めると、劉備が倭人であること以上にマスオさんになりそうな展開が待ってます。
ええ〜〜、趙雲が!?みたいな。
ここまでくると、もはやこの先何が起こるかわかりませんな。笑

実は桃地、単行本を途中までしか読んでません。
11巻まで出てますけど、多分まだ8巻くらいまで?
連載中のマンガって新刊が出る度に読んでると、それまでのストーリーを忘れちゃうんですよね。。
ある程度まとまった巻数になってないとあまり読みたくないほうなので、いまは我慢しています。
確か董卓や呂布が出てきてるところまで読んだと思います。
キャラ設定は斬新ですけど、おおまかなストーリー展開は今のところ忠実です。
今後どのように展開していくかとても楽しみ!

三国志を知らない人は、横山光輝の『三国志』も超オススメです。
単行本で全60巻、文庫本サイズで全30巻。
長編ですけど、おもしろいので一気に読めちゃいますよー。
普通の劉備が見たい人は、ぜひこちらを。笑



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2008年02月13日

YAWARA! (マンガ / 1986年〜1993年)

桃地ども、桃地です。

今回は柔道マンガをチョイスしました。
今年は北京オリンピックの年です。
また熱い夏がやってきますね。



YAWARA!



ビッグコミックスピリッツ / 浦沢直樹


桃地はこのマンガを今回初めて読みました。
メジャーな作品は好まない桃地が、ネットカフェで大きな一歩を踏み出しました。

もはや説明の必要がない程の国民的柔道マンガですね。
主人公の猪熊柔が小さい体ながら圧倒的な強さで世界の強豪たちに勝っていく姿がよく似ていることで、女子柔道の谷亮子選手の愛称としても知られています。

■あらすじ
主人公の猪熊柔は見た目は普通の女子高生。
だが小さい頃から柔道家の祖父、猪熊滋悟郎により柔道の稽古を受けるのが日課となっており、柔道の腕前は相当のもの。
柔はその実力をひた隠しにして過ごしてきた。

ある日、柔はひったくり犯を巴投げして捕まえるところをスポーツ新聞記者の松田に見られてしまう。
その出来事をきっかけに、柔の柔道の才能が少しずつ世間に知れ渡ることとなった。。


レビューいきましょう。
桃地はこのマンガを読むときに2つのポイントを意識しました。
1つは浦沢直樹の作品だと言うことです。


浦沢直樹作品は、『MONSTER』『20世紀少年』と渡り歩いてきた桃地ですが、この2作品はミステリー物です。
ついでに言うと『PLUTO』も少しかじってます。こちらも同様。
順番で言うと『YAWARA!』の方が先なのですが、桃地的には浦沢直樹はミステリー作品を書いている印象の強いマンガ家さんでした。

『MONSTER』も『20世紀少年』もすごく奥が深いマンガで、頭の弱い桃地は何度も取り残されそうになりました。
でも読んでると、その独特の世界観にいつの間にか引き込まれてるんですよね。
メインストーリーとは別に随所に小さい設定の話とかあって、それがうまく本編と絡んでくるんです。
とにかくよく作りこまれてるマンガを書く人、そんな印象を持ってました。

なので、そんなマンガ家さんが普通?の女の子を主人公とした作品をどういう風に描いているのかがとても興味津々でした。

もう1つは、先程も述べた谷亮子選手との関連です。

桃地はスポーツ観戦が大好きなのですが、その中でも柔道は特に好きです。
オリンピックの柔道は生活に支障が出ようが夜中でも見ます。
4年に1度の瞬間を見逃すことなんてできません。

その柔道の試合の中でも、谷亮子選手の試合は絶対はずせません。
彼女は本当に素晴らしい選手だと思います。
これまで4度オリンピックに出場して、金メダル2個、銀メダル2個を獲得。
世界選手権も6連覇。
妊娠のために1回欠場しましたが、昨年復帰して優勝。
とんでもない偉業を達成し続けています。

特にシドニーのときは感動しました。
過去2回のオリンピックでは金メダル確実と言われながら、まさかの銀。
念願の金メダルをかけて挑んだ決勝の舞台で、文句なしの1本勝ちを決めたときの谷選手の笑顔。(当時はまだ旧姓の田村でした)
すっげーよかったですよ、すっげー。
ネットにアップされていたそのときの映像を何回も繰り返して見ました。
いい!何度見てもいい!

昨年の世界選手権でも復活の金メダル。
日本勢が次々と敗れていく中で、この安定感。強さ。
とても子供を産んでいるとは思えません。ママは強い。

桃地にとっては、そんな谷選手の方がこのマンガよりもなじみがありました。
なので、このマンガに出てくる猪熊柔はどのような強さを見せてくれるのか?
そこに期待をしながら読んでいきました。

全体的な感想ですが、登場するキャラの個性が存分に出ていて、いろんな人間模様を大切に描いているとてもあたたかい作品でした。
浦沢直樹のこういう作品を読むのはなかなか新鮮でしたね。
そんなに頭を使うような内容じゃなくて、安心しました。

主人公の柔がその強烈な才能を持っているがために、本人の意思とは別に他の人が盛り上がってしまいます。
その中で柔は自分のやりたいことができずに苦悩したり、みんなの期待に応えるために奮起したりと、スター選手ならではの生き様を見せます。
普通の女の子が自分の宿命と向き合ってがんばってる姿は、見ててなんだかせつねーです。
どちらが本人にとって幸せなのかと考えさせられます。

そんな中で、柔が柔道とは無縁の会社に就職したのはかなり笑いました。
彼女にとって、もう柔道はやりたくないという1番の意思表示だったのでしょうけど、結局柔道続けちゃってます。残念!
でもこの会社の社長さんがいい人で。
社長さん、好きです。
こういう展開も好きです。

柔のじいちゃんや、柔をライバル視する本阿弥さやか、柔を好きな松田の恋敵となる風祭進之介など個性的なキャラが脇を固めるのですが、みんな濃いーです。
みんな好き勝手なことばっか言ってます。
よく周りの人間が柔の意思とは別にストーリーを展開させていくので、見ているこっちは「ああん、もうっ」てなってしまいます。
柔も流されやすいところがあるのでよくそうなるのですが、いいも悪いも柔の純粋さがよく表現されているところだと思います。

そして柔道ばかりしてきた柔にも女の子らしく恋の顛末があるわけですが、最後はとてもよかったです。
最終巻の途中あたりから結末はほぼよめてしまってるのですが、その展開がどのように描かれているのかものすごく期待しました、ものすごーーーく。
で読んだ後に、ああ、こうきたかー、よかったー、となりました。
ちょっとだけせつねーですが。

猪熊柔は普通の女の子でした。
やさしくて、それでいて柔道は強い。
見ていて頼もしさのある谷選手とはちょっと違ったイメージでした。
マンガの中では目の前の出来事をひたむきにがんばって乗り越えてきただけなので、これからの人生を彼女なりにどう生きるのか気になります。
柔道を続けるのか?
結婚するのか?
結婚しても柔道を続けるのか?
いろいろ考えてしまいました。

谷亮子選手は結婚し、子供も授かりました。
今年の夏には5度目の五輪、北京オリンピックが開催されます。
ママでも金、当然みんなの期待はそこに集まることでしょう。
もちろん、ぜひぜひ金メダルをとってもらいたいです!
猪熊柔の未来を描いたとき、その可能性を谷選手が切り開いてくれると桃地は信じてます。
がんばれ、ヤワラちゃん!

今回のオリンピックは中国だから、夜更かししなくて済むかな。。

 


桃地お気に入り ★★★★☆
井上康生の復活期待度 ★★★☆☆
棟田康幸の愛嬌度 ★★★★★



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2008年01月31日

漫画 『最強伝説 黒沢』

蛇口一週間ぶりにこんにちは! 蛇口です。
あいかわらず寒い日々ですねー。
今回は漫画を紹介します。

福本伸行って漫画家を知ってますか?
ギャンブル好きな人はもちろん知ってますよね。
「カイジ」とか「アカギ」の作者です。
この人、ギャンブル以外の作品も実はメチャ面白いんです。
ホラーじゃないスタンドバイミーも面白いスティーブン・キングのよう。
だまされたと思ってぜひ一巻だけでも読んで欲しいものです。


黒沢1巻表紙


漫画名 『最強伝説 黒沢

作者  福本伸行

出版社 小学館ビッグコミックス










【あらすじ】

黒沢は小さな建設会社に勤める40代の独身男性。
働き始めて26年になるが、あるときふと、これまでの自分の人生があまりに地味であったことに気づく。
仕事仲間とも打ち解けられず、仕事帰りにファミレスでなんこつ揚げライスをひとりで食べたりする孤独な毎日。
そんな状況を打破すべく、黒沢はまずは職場の仲間の人望を集めようといろいろとするのだが、みんなの弁当にアジフライを入れて気をひこうとするなど、空回りばかり。
しかし、急な仕事を熱を押してやり通したことをきっかけに、黒沢は仲間の人望を得ていく。その後仲間と行ったファミレスで、酔っ払っていたこともありオヤジ狩りの中学生を一喝、追い払ってしまう。羨望のまなざしで黒沢を見つめる仲間達。今まで疎まれていた仲間からの信頼を得て、この上ない幸せを感じる黒沢だった。
ファミレスからの帰り道、ひとりになった黒沢は中学生達に待ち伏せされ拉致されてしまう。ひと気のないグラウンドで金属バットでボコボコにされる黒沢。仲間が駆けつけたとき、黒沢は下半身丸出しで土下座をするところだった…。
最悪の展開に身も心も打ちのめされて旅に出る黒沢。傷心の旅から戻ったとき、黒沢は中学生達との決闘を決意する。それが黒沢の人生を思わぬ方向へ向けていく…。

 

【レビュー】

福本伸行の漫画は、友人の薦めがあって『カイジ』『天』『銀と金』『アカギ』など、どれもギャンブルを題材にしたものでしたが、読んでました。
これらの漫画は、主人公が勝つにしろ負けるにしろ、徹底的に裏付け(理論)を細かく描写する「アツい」漫画。特に人間心理の洞察は秀逸。
おちゃらけたところのない、硬派な漫画達なんですね。


で、『黒沢』なんですが、全然ギャンブルと関係ない。そして、非常に笑える、コミカルな作品なんです。

最初連載が始まるときに「最強伝説…? 格闘技漫画か?」なんて思ってました。
ところが主人公は、ガタイはデカいものの何の取り柄もない中年オヤジ。
ん?でもこのオヤジが実は強いんだろ?なんて思って読むと、可笑しいほど孤独な中年の悲哀を描写するする。

たとえば、上にもちらっと書いてますが、職場の仲間の人望を得るために、現場で配られる弁当の中に自腹で購入したアジフライを仕込むんですよ。でも当然そんなの黒沢が入れてくれたなんて誰も気づかない。焦る黒沢は「なぜだっ…! なぜ気づかないっ…! カツ弁にアジフライだぞ。思い出せっ、お前らの今までの弁当ライフをっ!!」なんて言う。
大爆笑ですよ。しかも、アジフライを仕込むときに「お前らアジを食べると…恋が実るんだぞ。なぜならアジはハートの形をしてるから……言っちゃうか、そんなことも。」なんてほくそ笑んだりして。

とにかく笑わせる、いや思わず笑ってしまう描写が多い。

でもやっぱりね、福本伸行の漫画なんですよ。物語が進むにつれて、黒沢は不良中学生との戦いに巻き込まれていきます。シリアスなシーンが増えてくる。
『最強伝説』っていうくらいだから、どんどん黒沢が強くなるのかなと思ったらそんなことはない。
喧嘩に勝って多少自信をつけていくものの、黒沢は他の福本漫画の主人公と同じで、勝つためにどうするべきか、自分なりに考えて対峙していきます。

後半に進めば進むほど、『最強』とはかけ離れたこの漫画のテーマが段々と見えてきます。
それがとても人間くさい、誰にでも心当たるような普遍的なもので、自分はとても胸打たれました。


福本伸行の漫画は、本当に人間の心理描写がすごい。ギャンブルモノが多いだけあって、登場人物はリアリストが大半で冷静にクールに物事を考える。でも、みんな情ではないですが、「人」を中心に考えて最後は行動する。
黒沢は秀でた能力はないですが、だからこそ誰もが共感できるテーマをこの漫画で表せてると思うんですよねー。

オススメです。


独身中年共感度  ★★★★☆
実はギャグ漫画   ★★★☆☆
感動などないっ…! ★☆☆☆☆



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2008年01月10日

ひまわりっ -健一レジェンド-(マンガ / 2006年〜)

桃地ども、桃地です。

今日もマンガの紹介です。
前回紹介したマンガがちょっと刺激の強い内容だったので、今回はシュールかつ破壊力バツグンの現代風ギャグマンガを紹介します。



ひまわりっ -健一レジェンド-

ひまわりっ -健一レジェンド-

モーニング(講談社) / 東村アキコ



実話をベースに描かれたモーニングで連載中のギャグマンガ。
タッチは少女漫画チックであるが、その内容はモーニングの他の名立たるタイトルに負けないくらいのインパクトがあり、かなりの存在感。

特に作者の父親とリンクしている主人公アキコの父親、健一のキャラクターは強烈で、そのあさってな性格にアキコは振り回されっぱなし。
しかもアキコと健一は同じ会社に勤めているので、健一ワールドはアキコのまわりで四六時中展開される。
読んでるこっちも拍子抜けするやらムカつくやら。
こんなオヤジ、ほんとに居たら嫌だ。

アキコの会社の先輩のエビちゃんと副主任も健一に続くかなりの濃いキャラ。
2人はよく漫才orコントのようなやり取りを繰り広げるが、1回のやりとりがかなりのボリュームで、しかもこれがほぼ毎回行われる。
笑いどころではあるが、あまりにも頻繁に出てくるので、ここは正直好みがわかれるところ。

桃地一番の爆笑ポイントは、アキコの会社に出入りする植木屋の健一(父親と同じ名前)がカラオケで歌うシーン。
見た瞬間、ツボに入って噴き出すという行為に久々にもっていかれた。
ギャグについては、クスクス笑いながら読みすすめてくのではなく、単発ネタでも大爆笑できるようなツボ直撃系が多い。
特に、舞台が宮崎だけに九州人だけに通用する小ネタが随所に盛り込まれているので、読み手は九州出身であることをオススメする。

またアキコと植木屋の健一はお互いを意識し合っている仲だが、その恋の行く末も気になるような仕上がりで、ギャグ路線の中にラブコメっぽい要素も入っているところが次の展開を期待させる。
アキコの恋敵役も登場するが、これが見ててすがすがしいほど裏表がある女で、かなりお気に入り。

現実の世界ではあまり関わりたくないキャラがいっぱい登場する、魅力満載なマンガです。

桃地お気に入り★★★☆☆
ギャグの引き出し★★★★☆
健一(父)ワールド★★★★★


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2008年01月07日

闇金ウシジマくん(マンガ/2004年〜)

桃地ども、桃地です。

今日はもうマンガを買って読まないと決めていた私に、新品を全巻衝動買いさせた個人的超ツボマンガを紹介します。





闇金ウシジマくん

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ビッグコミックスピリッツ / 真鍋昌平



『闇金ウシジマくん』は、10日5割(トゴ)の暴利で金を貸し付ける闇金融カウカウファイナンスの社長、丑嶋を主人公としたマンガである。

金融マンガと言えば、『ナニワ金融道』『ミナミの帝王』などの王道的なものがあるが、『闇金ウシジマくん』は現在連載中のマンガとあって、内容が今の時代にマッチしており、そして絵のタッチのせいか、なんだかやたらリアルである。

丑嶋は容赦なく人を破滅に追い込む性格であるため、返済できない債務者または丑嶋に逆らった者は残酷なほどの仕打ちを受ける。
ストーリーの序盤に村田久美子という債務者をクローズアップした話があるが、このキャラの堕ちぶりは読んでて正直気持ち悪くなった。
夢に出てきそうなくらいショックな内容である。
しかし私は、ここまでやるか!というその残酷でリアルすぎるところに、このマンガの意気込みを感じ、今後の展開に大きく期待を膨らませた。
恐い物見たさ的な感じである。

丑嶋に関わる人間は基本的にいいことにはならない。
その中で次第に変化していく債務者たちの人間模様をこと細かく描いていることも、このマンガの魅力かもしれない。
実際に同じ立場になったら、こういうことを考えるのかな?と思ってしまうほど、人間の心理をリアルに表現している。
個人的には、スロットで大勝ちしたときに強気になり、直後に大負けしたときにはものすごい後悔するところはとても心当たりがある。。

こういうマンガを読んでていつも思うことだが、どんなにお金に困ったってこういうところにはお世話になりたくないものだ。。。

桃地お気に入り★★★★★
一般向け★★☆☆☆
朝は読まない方が★★★★☆


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