本・書籍・雑誌
2008年02月28日
「食い逃げされてもバイトは雇うな」 (山田真哉/光文社)

蛇口です。今回は本をレビューします。
皆さんは「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という本をご存知ではないですか? 一時期話題になりましたね。
その作者が送るわかりやすい会計の本の第二弾です。

書籍名 「食い逃げされてもバイトは雇うな(上)」
作者 山田 真哉
出版社 光文社
前作の「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」は話題になったので読みました。
非常に平易な文章で、内容もわかりやすく、会計の基本である「収益−費用=利益(損失)」を説明した良書でした。
私は決して会計に興味ありありだったわけではありません。ただ単に話題になっていて、面白そうだったからです。確か東京出張の帰りに新幹線で読了したと思います。
今回取り上げる「食い逃げされてもバイトは雇うな」も同じです。
前作を読んで面白かったから買っただけです。
前作もそうですが、興味をそそるタイトルをつけますよね。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて、一目見て「ん?なんでだろう」って思います。
この本のイントロダクションの章では、数字を使ったコピーやタイトルの意味について説明し、数字の持つ4つのルールを教えてくれます。
たとえば「Web2.0」という言葉について。
・2.0という表現は、ソフトウェアのバージョンなどを連想させWebとの親和性が高い
・2.0と名付けることで、過去に1.0があったのではないかということと、これから3.0、4.0と進化させていくことをイメージさせる
「つまり2.0という表現は、親和性が高いだけでなく、過去と未来までをも包括したネーミングだったのです。」と書いています。
おお!そうだったのか。と私は単純に感心してしまいました。
(同時に、あれ?そういえばどこかの携帯会社が「○○○2.0」というコピーを使ってたな、と思い出しました。これを読んでそのまま使えると思ったのなら安易だなぁ(笑)
以下各章ごとの内容は…
第一章では、「数字がうまくなるための技法」
決め付け・常識破り・ざっくり、などの数字に他の意味を持たせ、インパクトやわかりやすさを伝える技法の説明・実例などが書いてあります。
第二章では、「ビジネスの数字がうまくなる」
ビジネスで数字をうまく使うための、言い換え・割り算・単位変換などの説明です。この章のタイトルは「タウリン1000ミリグラムは1グラム」。わかりやすい単位変換ですね。
第三章では、「会計の数字がうまくなる」
章のタイトルは「食い逃げされてもバイトは雇うな」です。この本のタイトルですね。果たしてなぜ「食い逃げされてもバイトは雇うな」なのか。内容は実際に読んでみてください。
第四章では、「決算書の数字がうまくなる」
この章でやっと「決算書」についての説明になります。
あとがきにも書いてありますが、会計というと苦手な人が多く、また数字が苦手だから会計が苦手という人も多い。そのためにわかりやすく数字というものを説明することから書いてあるんだそうです。
確かに数字の持つ意味や、数字の技法など面白くてスラスラ読めるし、思わず納得してしまうものが多い。
作者の山田真哉氏は、阪大文学部史学科卒で24歳のときに公認会計士二次試験に合格。中央青山監査法人に所属しながら、26歳のときに「女子大生会計士の事件簿」という本を自費出版してヒットを飛ばすという異色の経歴の持ち主。
本当に頭のいい人というのは、難しいことを誰にもわかるような言葉で伝えることの出来る人だと思いますが、山田真哉氏はそんな人だなと思います。
「1時間で読めて効果の高い本」を目指したというだけに、すぐに読めますし、雑学としても面白い。しかも実生活で役に立つところも大いにあると思います。
ぜひ読んでみて下さい。
ちなみに…下巻の「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉も出てます(私は未読ですが…)。
2008年02月02日
週刊ファミ通 (雑誌 / 1986年〜)
ども、桃地です。
ゲーム世代の桃地が子供の頃楽しみにしていたのが、定期的に発刊されるゲーム雑誌です。
今日は桃地の好きなゲーム雑誌をご紹介。
週刊ファミ通
エンターブレイン
現在発行されているゲーム雑誌の中で、圧倒的な支配率を誇る『週刊ファミ通』。
ファミコン時代には数多くのゲーム雑誌が発売されてましたが、ゲームブームが落ち着いてからはゲーム雑誌がどんどん減っていきました。
その中で、他の雑誌とは異色の内容で個性を全面的に出すことでゆるぎない人気を獲得し、見事勝ち残ったのが『週刊ファミ通』です。
本誌はゲーム攻略だけでなく、ゲーム業界ニュースや開発者のインタビュー、またゲーム以外のエンタメ系の記事や連載マンガ、投稿コーナーなど内容が充実してます。
その『週刊ファミ通』が2008年2月15日号をもって、なんと通巻1000号を迎えてました(!)。
コンビニで1000号を発見した桃地は、懐かしさのあまり思わず買ってしまいました。
特別付録付きで、税込490円です。
実は桃地、ファミ通の超愛読者でした!
初めて買ったのが、1991年の1号だったです。
時期的にはスーパーファミコンが発売されたばっかの頃です。
ちなみにそのときはまだ週刊ではなく、隔週で発売されてました。
その年の途中から週刊になりました。
正式名称もこのときは『ファミコン通信』で、略して『ファミ通』と呼ばれてました。
桃地はゲームの紹介や攻略が見たくって買ったんですが、ゲーム以外の記事にめちゃくちゃハマって、ケラケラ笑って読んでました。
わはは、おもしれー。
それから毎号買い続けるようになりました。
あまりのハマりっぷりにファミ通を学校に持ってってみんなの前で広げてました。
男子にはウケがよかったです。
桃地の学区内には本屋さんがありませんでした。
なので街の方まで仕事にいってる父に頼んで、ファミ通発売日である土曜日(都会では金曜日だった?)の仕事帰りに毎週買ってきてもらってました。
もう土曜日が楽しみで楽しみで。
しかし父はたまに買うのを忘れて帰ってくるときがありました。
そうなったらもう大変です。
「なんで忘れるんじゃ、コラーーー!!!!」
桃地、突発的な反抗期のスタートです。
あっちゅうまに大ゲンカです。
そりゃそうです、こっちにしてみればファミ通は生活の一部なんです。
それなしでは考えられないんです。
同じように週刊少年ジャンプを親に買ってきてもらってた人にはわかってもらえるのではと思います。
日曜日は父の仕事が休みなので、買うのを忘れやがったときは月曜日までお預けです。
そんな週末は考えられない桃地は、日曜日に10キロ先の本屋さんまで自ら買い付けに行くこともありました。
その帰りのバスの中で、ファミ通町内会を見ながらケラケラ笑うのです。
桃地の週末は、やっとそこから始まります。
ファミ通町内会は、『ファミ通』の投稿コーナーです。
今でも続いてます。
このコーナーは、ファミ通ひとり勝ちの立役者と断言してもいいくらい人気の維持に貢献してると桃地は思います。
その内容は、とにかくバカバカしい投稿が多いのですが、それを受け入れてくれる編集部の懐の大きさがたまりません。
「これ思い付きだろ!?」と思うような投稿がばしばし掲載されてます。
採用の基準はイマイチよくわからなかったのですが、採用担当の編集者の好みによるところが大きかったのではないかと思うぐらいネタが偏ってます。
ファミ通町内会に採用されると、『ガバス』がもらえます。
これはファミ通の中で通用するお金のことです。
ガバスをある一定額貯めて申し込むと、好きな景品がもらえるというシステムがファミ通にはあります。
懸賞と違って、ガバスを送ると確実に景品をもらうことができるため、熱心に投稿する人も多いのではないかと思います。
実は桃地も投稿してました、ガバスが欲しくて!
景品よりも、ガバスが欲しかったんです!!
当時、冊子には毎号1ガバスとか5ガバスとか安い金額のお札がくっついていて、冊子から切り取れば使えるようになっていたのですが、採用された人に送られるガバスは金ピカという噂を聞いてしまったのです。
金ピカガバス!?絶対みてー!!
そう思って、必死にネタ考えました。
何度か投稿した結果、ラッキーなことにファミ通町内会に2回採用されました!
確かお習字コーナー(銀賞)と、回文コーナーでした。
あと町内会以外にも投稿して、ゲーム帝国(当時の超大人気コーナー!)に1回、ランキングのページに載ってた読者のご意見番みたいなコーナーに1回。
計4回採用されたことがあります。
でも実は送った枚数ってそんなに多くなかったので、出せば採用されるんかな?ぐらいに思ってました。
そのへんは未だ謎です。
そしたら来ましたよー、金ピカガバスが!!
町内会以外で採用されたときも送られてきました。
めっちゃうれしかったです。
ただ採用されたのがわかってガバスが来るまで2、3ヶ月くらいかかった気がします。
最初採用されたときは待ち遠しくて毎日郵便受けをのぞいてましたが、あまりにも来ないんでこの行為をやめてました。
もう来ないかと思ってました。
4度の採用で結果的にスーパーファミコンソフト(当時3500ガバス)がもらえるぐらいのガバスが貯まってしまったので、当時発売を間近にひかえていた『ドラゴンクエストV』をゲットしようと申し込みました。
予約もしないで大人気ソフトをタダでゲットできるなんて!
ワックワクです。
しかしこの考えは甘かったです。
ガバスを送ってくるのに2、3ヶ月かかったのに、ソフトがすぐ来るわけがありませんでした。
クラスのみんなは発売日にゲットして、連日その話題で持ちきりです。
「おはよー、レベルなんぼ?」
「んー、23。そっちは?」
「おれ、25!」
「まじで!?すげーじゃん!」
「おーい、こいつ32だって」
「ええーっ!!」(男子全員)
参加できないんです、会話に。
でもめちゃくちゃ盛り上がってるんです。
参加したいんです。
でも桃地はまだ待ってるんです、ファミ通からドラクエ5が来るのを。
早く来てほしいんです。。
でもとうとう待ちきれませんでした。
桃地さん、中古の『ドラゴンクエストV』をカメレオンでお買い上げ。
その日から何かにとりつかれたようにプレーしまくりました。
みんなの背中をおっかけました。
おかげさまで、クラス内で「アンクルとゴレムスはどっちが頼もしいか?」の討論が勃発したとき、桃地はアンクル派代表としてゴレムス派に負けない程の持論を展開できるぐらい、ゲームブームに乗り遅れることなくデリケートなこの時期を過ごすことができました。
ちなみにアンクル派は桃地1人でしたけども。(ゴレムス派多数)
その後、結局桃地は買った方でクリアしてしまいました。
一方ガバスで申し込んだ方ですが、申し込みから3ヶ月経っても『ドラゴンクエストV』は来ませんでした。
ガバス以上に遅いレスポンス。
クラスの話題はすっかり『ファイナルファンタジーV』に移行してました。
年も越して、季節も変わり、ガバスでもらえる『ドラゴンクエストV』のことなどすっかり忘れてしまってました。
結局来たのは申し込んでから半年後。
新品の『ドラゴンクエストV』が入ってました。
未使用状態のやたらきれいな箱が、なんだか異様にイヤミに見えました。
もちろん、即売却。
買取値、2000円ぐらいでした。
そんなことがあってからは投稿はやめました。
ゲーム業界の早い流れに乗れないゲーム雑誌のプレゼントなんていらないやい!!
今は改善されてるんでしょうか?気になります。
投稿はやめましたが、ファミ通は買い続けました。
しかも買った雑誌はすべて保管してました。
大学に入って実家を離れてからも、定期的に実家に持って帰っていました。
しかし買ってはいるものの内容をほとんど見ないことが多くなってきました。
桃地の中で昔ほどのゲーム熱はなくなってしまったのです。
あるとき、ついに買うのをやめてしまいました。
ファミ通を買い続けた期間は8年半にもおよびました。
すべて保管してましたが、現在は処分してます。
処分するときは、両親も感慨深げでした。
そんなファミ通がついに1000号。
すごいですねー、祝!って感じです。
桃地の中では、こち亀的偉業と言ってもいいぐらいです。
思い出話が長くなりましたが、本編に戻ります。
『レビューじゃけん』はレビューサイトじゃけん。
桃地がファミ通を見るときは、最近のゲームはどんなのがあるのか?というのが知りたくて手に取ることが多いです。
ファミ通に特集されていれば、ほぼ間違いなく注目のゲームであるという信頼感ですね。
ゲームショップでも、ファミ通のクロスレビュー(4人のレビュアーが10点満点でゲームを評価するコーナー)をそのまま切り取って店内のポップに貼り付けているのをよく見ます。
それぐらい、掲載されている内容というのはゲーム業界に対して影響度があるのです。
すげーな、ファミ通。
あとランキングにも注目してます。
現在のランキングはファミ通の独自調査により、かなりリアルなデータを出して掲載しているようです。
このランキングを見れば、いま1番売れているゲームが何かは一目瞭然。
最近はいつ見ても、任天堂の躍進ぶりばかりが目に付きます。
DSの大ヒット、Wiiの大ヒット、すごすぎますねぇ〜。
売上本数が他のメーカーのソフトと桁違いです。
ファミ通町内会は、正直ほとんど見なくなりました。
子供の頃にハマりすぎました。
桃地の中では、すでに終わった出来事です。
オトナになった桃地が今見て面白いかどうかは未知数です。
興味がある方は見てみてください。
桃地も後で見てみます。
最後に、ファミ通の中でオススメのものをひとつ。
みずしな孝之の『いい電子』という連載マンガがあります。
内容は、みずしな氏本人がゲームをやったり、ゲーム取材で体験したことを描く日記風味なものなのですが、とてもおもしろいです。
桃地は単行本買っちゃってます。
このようなコンセプトのマンガは、ファミ通では昔からありました。
桜玉吉の『しあわせのかたち』、鈴木みその『おとなのしくみ』などがそうです。
毎週楽しみでしょうがなかったですね。
懐かしい。
今回は力が入ってしまいました。
以上、中学生の頃の将来の夢は本気でファミ通編集部だった桃地でした。
わはは!町内会おもしれー!!
| 桃地お気に入り | ★★★★★ |
| ユウジローが好き | ★★☆☆☆ |
| ファミ通でウッドボールだね! | ★★★★☆ |




